CDについて             

この歌が生まれた経緯・CDの題意・法華経との関連など


2011年3月11日午後2時46分、東日本を襲ったM9.0の大地震は大津波、原発事故を引き起こし、
多くの方々が被災され、全世界を震撼させました。

『3.11海の底までも』は東日本大震災で被害に遭われた方々と被災地へのご供養歌として生まれました。
1番から5番までの場面をピアノ演奏で歌唱する11分ほどの曲です。1番は「現実の悲哀」2番は「追憶と使命」
3番は「原発と平和」4番は「愛と未来」5番は「鎮魂と浄土」の情景です。

この歌には、雪、蓮華の花、子供たち、あらゆる国の人たち、折鶴などが登場します。
5番は、折鶴がご神仏の化身となり、祈りの海を飛ぶ、荘厳神秘なる浄土世界を唄っています。
5番の「大天変大地夭(だいてんぺんだいちよう)」という歌詞は鎌倉時代に活躍した仏教者の
日蓮聖人のご遺文にあります。

太古から「清濁併せ呑む」海ですが、御書には「三千年に一度、大海の底から浮上する亀が流木の穴に身を休める
奇瑞を、海の底までもご縁ある法華経に邂逅(かいこう)する男女」として示されています。

『3.11 海の底までも』の題意は「3.11の大震災に遭われた方々へ、大海の底までもご縁のある法華経を読誦し
ご冥福を祈りご供養したい」という気持ちが込められています。歌詞・楽譜付きです。
トラック2にはピアノ曲(カラオケ)が付いています。


歌い手について

三谷祁 (Mitani Shoki)


三重県生まれ。皇室と町の治安を守る厳格な父とご神仏を崇敬する家に育ち、貧富を見聞する環境にありました。

学生時代、芸能、体育などを通じて自己表現することを好みました。
親族に神社の神官が多く居住を共にし、神事などは生活の場にありました。

縁あって大阪の寺へ嫁ぎました。お位牌や須弥壇の清掃には出家者が相応しいと判断。仏道を修学し、出家しました。
深山に入りご祈祷法相伝の允許を受け、その後、住職となりました。

世界的に危惧される気候変動に関心持ち、日蓮聖人の御遺文にみる天変地異を研究しました。

2011年3月11日、東日本大震災が起こりました時『立正安国論』の内容と重なり、
被災された東北の浜辺を歩かれる宗祖の後ろ姿を見る思いがしました。
一周忌を過ぎたある日、歌詞とメロディが湧き上り、世間に発表しなければという使命感に打たれました。
音楽的才覚は全くなく、素人のため、至りませんが、使命感に打たれ、作詞し歌唱しています。
作曲、制作は寺族。いの一番に東北の海、亡くなられたと被災地の海へ捧げ、
仮設住宅の人たちや東北の人たちに聴いていただい一心で完成させました。


                                          大阪府 観世音寺 住職